『ねんりんピック鳥取2024』が10月19日から22日まで鳥取県で開催されました。ゴルフ部門は10月に21日に、伯耆町の大山ゴルフクラブにて行われました。各県3名の選手168名にて熱戦が繰り広げられました。各選手とも標高1729メートルの大山の影響を強く受けたグリーンに悩まされたようです。
「まさか75歳の自分が、ゴルフの全国大会に出場するなんて!」 そんな夢のような体験を、鳥取県の大山ゴルフクラブでさせていただきました。会場には孫を含む家族5人の大応援団が駆けつけ、私のスタートホールを固唾を飲んで見守ってくれています。こんなにも緊張感のある舞台でプレーするのは、人生で初めてのこと。胸が高鳴ると同時に、応援してくれる皆の期待に応えたいという思いでいっぱいでした。
苦しいスタート スタートホールはまずまずのショットでしたが、ボールはやや右に飛んでクロスバンカーへ。バンカーからのショットをミスしてスリーオン、さらにスリーパットで、いきなりのダブルボギー。 正直、ショックでした。 続く2番ホール。ここからは家族の応援が届かない場所です。プレッシャーが少し和らいだ中、ドライバー、セカンドともに完璧なショット。しかし、ややグリーンオーバーし、惜しくもボギー。 3番のロングホールも4オン3パットでダブルボギー。 4番ショートホールは素晴らしいショットながらグリーンオーバーで3パット、ボギー。 さらに5番ホールも3パットのダブルボギーとなり、なんと5ホールで8オーバー。 公式ハンディキャップを使い切ってしまいました。「やばい…。千葉県代表として参加しているのに、不名誉な記録が永遠に残ってしまうかもしれない。ショットは絶好調なのに、なぜだろう?」
心を整えて巻き返し 焦る気持ちを抑えるために深呼吸。ふと同伴競技者を見ると、私よりハンデ上位の選手も苦労している様子でした。「みんな緊張しているんだな。」そう思うと、少し気持ちが楽になりました。その後の4ホールはトータル1オーバーでまとめ、午前中はハーフ45。同伴競技者4人中2位の成績で折り返しました。
千葉県代表としての誇り 午後のラウンドは、12番ホールのバーディで波に乗り、パットも入りだして39の好スコアで終了。最終スコアは84。千葉県代表として恥ずかしくないプレーができたと思います。 結果は94人中18位。満足な結果でした。前半5ホールのつまずきが悔やまれますが、「たられば」は言わないことにしましょう。75歳で全国大会を戦い抜いたこの経験こそが、何よりの誇りです。

同伴競技者の成績は下記の通り。皆さん最初のハーフで苦労しました。





千葉県選手団結団式

開会式は雨で中止(屋内体育館に変更)


当日のスタートホール