宮本清治氏70歳 エージシュートを逃す
霞台C Cでは70歳になるとグランドシニアの競技に参加できる。春はハンデ戦。秋はスクラッチ競技。いずれも2日間36ホールストロークプレーである。
70歳から80代後半の人までおり、大先輩ばかりで初めての参加は緊張する。全員が先輩なので挨拶する時自分が若がえった気がする。
初日、霞のアウトコース、35で午前のハーフは終了した。1アンダー立派な成績である。この時、エージシュートの話は全くなかった。
午後もいいプレーが続き、15番ホールを完了した時点で、トータル2アンダーであった。残り3ホールをパーで上がれば、トータル70のエージシュート達成である。
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16番ホールドライバーにミスはなかった。2打目のショットは、やや薄くあたって手前のバンカー。バンカーのライもまずまずであったが、ここから徐々にプレッシャーを感じ始めた。バンカーショットは出ただけでグリーンには乗らなかった。そこからのアプローチは寄らず2パットのダブルボギーである。一瞬でエージシュートは消えてしまった。
がっかりするわたしに向かって先輩の一言が妙に説得力のある言葉であった。「宮本さん、70歳でエージシュートを達成したら、これからの楽しみがなくなってしまうよ。」
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なるほど、エージシュートはゆっくり楽しんだほうがいいのかも?新たな目標に向かい2日目も高スコアで上がり優勝した。その表彰式で私の隣にいた準優勝の成毛氏は82歳である。初日80、2日目82で2日間ともエージシュートでした。あっぱれなプレーです。
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